2009-11-17 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
前政権は、SACO合意として、またその後の日米再編協議の中でも、辺野古新基地建設計画を押し付けてまいりました。これは県民、国民、国際社会の大きな反発、抵抗に遭って、十三年たっても実現しませんでした。 同じ間違いを三たび繰り返してはいけません。外務大臣として、辺野古新基地建設計画海域は豊かな自然環境の存在する場所でございます、この計画は合理性、客観性、妥当性のあるものとお考えであられるのか。
前政権は、SACO合意として、またその後の日米再編協議の中でも、辺野古新基地建設計画を押し付けてまいりました。これは県民、国民、国際社会の大きな反発、抵抗に遭って、十三年たっても実現しませんでした。 同じ間違いを三たび繰り返してはいけません。外務大臣として、辺野古新基地建設計画海域は豊かな自然環境の存在する場所でございます、この計画は合理性、客観性、妥当性のあるものとお考えであられるのか。
米軍再編それ自体は、繰り返されていますように、アメリカの世界的戦略の一環ですし、日米同盟あるいは日米の軍事的協力を目指すものですけれども、沖縄の地位というのは、既に日米再編協議の合意文書あるいはこの法案の中においても、特に沖縄県とか沖縄住民、あるいはその負担軽減というような文言が登場していることからも明らかなように、日米同盟の中で極めて重要な位置を占めていると考えます。
引き続きまして、さらに日米再編協議についてお聞きをいたします。 抑止力の維持そして沖縄の負担軽減という大きなテーマのもとに、今回、麻生外務大臣、額賀防衛庁長官の御苦労によりまして2プラス2がまとまったわけでありますけれども、今回のような嘉手納以南の大幅な基地返還は、沖縄の地理的、経済的構造に大改変といいますか大改革をもたらすことになるわけであります。
この日米再編協議の議論はとても大事な議論だと思っております。 昨年の十月に出されたペーパーによりますと、この三月末までに最終合意を得るというふうになっているように書かれております。具体的計画を両国事務方が作成するというふうに書いております。
で、日米再編協議の中でもう一つ重要な部分があるように思います。 これ米軍、今、額賀防衛庁長官がおっしゃいましたように、米軍の世界の中のトランスフォーメーションと我が国自衛隊の能力アップというのと並行してやろうというふうな御意向ともお見受けいたしました。で、その協力していろいろ考えるということ自身が大変能力アップにつながるんじゃないかというふうにも思います。
今日まで一センチたりとも動かなかった普天間が、ようやく今、この日米再編協議の中で、どんなに基地反対を訴えても動かなかった普天間がようやく動こうとしております。ここまで六十年、六十一年かかっております。ぜひ、この時間の重みというものを御理解いただきたいと思っておりますし、沖縄に残る、沖縄ゆえに残った問題というものが山積しておりますので、ぜひ特段の御配慮をお願い申し上げます。
その中で、今回の日米再編協議は、戦後六十一年間動かなかった普天間を動かす最大のチャンスであり、何が何でも、政府が覚悟を決めて、一センチでもいい、一メートルでもいい、この基地を、普天間を揺り動かして危険の除去を実現してもらいたいと思っております。 そこで、政府に質問をいたします。
だからこそ、今回、この日米再編協議の中で普天間問題を最優先して解決しなければならないという歴史的重みがあることをぜひ御理解いただきたい。
しかし、同時に、現下の安全保障環境を見たときに、抑止力というものもやはり考えなければならない要素であるということで、その二つの両立はなかなか難しいんだけれども、それを何とか実現していきたい、今回の日米再編協議の過程でということは累次申し上げました。